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黒木和雄監督 『日本の悪霊』 1970 ATG 佐藤慶 高橋辰夫 観世栄夫 榎本陽介 堀井永子 岡林信康 高校生の頃に観た何本かの映画に影響されて将来映画の仕事がしたいと思い実際にそう出来た訳だが、これはその中の一本。初めて観たATG映画でもあった。 中国共産党を模して地方からの武装蜂起を目指す山村工作隊を否定した中央の「六全協」に落とし前をつける高橋和巳の原作だけれども今観たら何処に触発されたかよく解らない。 ただフォークの神様になってしまった岡林信康や暗黒舞踏の土方巽や大衆演劇を目論む福田善之や小劇場運動の先頭に立つ早稲田小劇場が織りなすサブ・カルチャーとやくざと左翼運動のぐちゃぐちゃした投影の仕方はある時代の憧れの前衛ではあった。 改めて佐藤慶はいい役者だったなと思う。
by costellotone
| 2010-12-02 08:42
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