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ヴィム・ヴェンダース監督 『東京画』 1985 西独・米 笠智衆 厚田雄春 ヴェルナー・ヘルツォーク 1983年にヴェンダースが小津作品の面影を探しに東京を歩いたドキュメンタリー。 笠智衆や小津組のカメラ番=厚田雄春へのインタビューはまことに興味深いが、それよりもヴェンダースが覗くあの頃の東京が既に懐かしい。パチンコ屋、ゴルフ練習場、タケノコ族、食品サンプルの町工場。こうやって見せられると東京は本当に奇妙な都市だ。未だカラオケはスナックの8トラしかなかったのだな。 小津さんの墓には名はなく「無」と刻まれているそうだ。ヘミングウェイや開高健が言ってた「ナーダ」。カエターノ・ヴェローゾが1997年フェリーニの故郷サンマリノで魂のジュリエッタに捧げたコンサートで歌った「ナーダ」 「映画の本質、映画の意味そのものにこれほど近い映画は後にも先にもないと思う。小津の映像は20世紀の人間の真実を伝える。我々はそこに自分自身の姿を見、自分について多くのことを知る」とヴェンダースは言った。
by costellotone
| 2010-12-17 08:28
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