中野正夫 『ゲバルト時代 Since 1967~1973』 (ちくま文庫)
1968年ブームと言うのが未だ続いているようで先日新宿の「ジュンク堂書店」でも広くコーナーを設けていた。 著者の6歳下の僕の周りにも「ベ平連」から「反戦高協」「反戦高連」「反帝高評」果ては「暴力革命高校生戦線」「中京安保共闘」までいたが後に「勝共連合」に入ってしまった友だちの朝鮮料理屋の2階で応援団の連中もいっしょになってみんなして呑んでいた。そんな青春小説として読めばとても楽しい。 みんな何処まで行っても自己表現と自己満足と自己欺瞞でしかない。それはそれでよかったのだが、それでは済まなかったこともあまりに多かった。僕も含めていい加減な奴ばかりが長生きする。 今はどのセクトも「反原発」の錦の御旗を掲げている。
by costellotone
| 2012-03-10 08:21
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