青春ゾンビ

a0091515_9184514.jpg穂村弘 『世界音痴』 (小学館文庫)

ホント、変な奴。不気味。
ただその「自分かわいさを極限まで突き詰めるとどうなるのか、自分自身を使って人体実験している」のも信用出来ない。
しかし「リトマス試験紙くわえて抱きあえばきらきらとゆく夜の飛行機」と歌う端から、「今、電車の中などで、ぎくしゃくと楽しそうに話している中学生たちをみると、ふいに憎い気持ちが湧き上がることがある。早く未来になってこいつらが全員絶望してしまえばいい、と思う」と書くのはやはり「自分かわいさ」で両立するのだろう。かなり乙女チックなのだ。もしかしたらこれは結構単純で、今の世の中共感出来るひとは多いかも知れない。又吉のように。
ま、歌人でよかったと言うことか。

これなにかこれサラダ巻面妖なりサラダ巻パス河童巻来よ   小池光

by costellotone | 2012-03-30 09:21 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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