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朝井リョウ 『桐島、部活やめるってよ』 (集英社文庫) ほとんどの場合映画化された作品は原作よりもおもしろくないのだが、この場合は逆の様だ。 一番重要なのは目に見える学校の構造だろう。一番下にグラウンドがあり、手前に高い金網が建ち、土手の上を女子高生が歩き、校舎の上には人気の少ない、かつ全校を見渡せる、かつ自殺を誘う屋上があり、長い廊下とその先の職員室があり、校舎の入口にげた箱があり、階段の踊り場あり、体育館には道具倉庫があり、そこに続く渡り廊下があり、それらすべての場所には光がある。 映画にはいろいろな要素が追加されている。吹奏楽部は「エルザの大聖堂への入場」を演奏する。野球部のキャプテンはドラフトまでは部活を続けると言う。映画部はゾンビを撮影する。そして「好きな映画と僕たちが今撮っている映画はつながっていると感じる時がある」
by costellotone
| 2013-05-12 07:50
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