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自由になりたくないの

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自由になりたくないの_a0091515_22334151.jpgディアーヌ・ベルトラン監督 『薬指の標本』 2004 仏
オルガ・キュリレンコ マルク・バルベ スタイプ・エルツェッグ


と言う訳で近くのレンタルビデオ屋さんにあったので借りて来て観た。
小川洋子の原作の要素だけでは映画化は難しいと設定に手を入れたのだろうがやはり邪魔だったようだ。湾岸労働者が多く働く工業地帯の港町の風景は特異過ぎるし(原作では何処にでもある街のようだったが)、昼夜交代で見知らぬ男と部屋をシェアすると言うのも標本技師以外の男と言う点では暈ける気がする。
と言いつつ湾岸風景や男とのスリリングな関係など映像的にはプラスではあったようだ。
そのフェティシズムがフランス映画と言うよりスペインぽい。R指定。
ベス・ギボンズの音楽と歌はとても印象に残る。

by costellotone | 2013-09-23 22:42 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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