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清水宏監督 『簪』 1941 松竹 田中絹代 笠智衆 斎藤達雄 日守新一 川崎弘子 清水監督得意の縦構図はプロローグだけかと思っている処へ、簪が足に刺さって負傷した笠智衆がリハビリのために流れの速い川にかかる一本橋を渡る縦横のシークエンス。これが結構はらはらしてしてやられたと言う感じ。 田中絹代が笠智衆を負ぶって川を渡り切るのだが、その後で一本橋を今度は按摩が渡って行くと言う演出にはやはりうまいなと思うだけだ。クライマックスは石段を昇ると言う構図まで見せる。 小津作品でもおなじみの斎藤達雄のコミカルな役がうれしい。そして子供の使い方。 終わり方もハッピーエンドではなくて物悲しくも清々しい。
by costellotone
| 2013-11-09 22:19
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