首が飛んだ。きれいに飛んだ。

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a0091515_0295729.jpg川上弘美 『なめらかで熱くて甘苦しくて』 (新潮社)

著者にとっての冒険なんだろうが「ヰタ・セクスアリス」ではないだろう。
読んでみるとみなどうにも中途半端な長さだと感じる。ひとつひとつもっと短く省略して「幻想文学」の系列としてしまった方が潔い。そんなものではないと当然著者は言うのだろうが。
内田百閒『件』などのような死生観が濃い不気味な一連の塊ではいけないのか。
「東日本大震災」の後で書かれたであろう最後の「mundus」の方法でもっと冒険して欲しい。

by costellotone | 2014-02-05 00:27 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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