夜は黒・・・・・・・・・・・・銀箔の裏面の黒。

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a0091515_10434284.jpg高原英理編 『リテラリーゴシック・イン・ジャパン 文学的ゴシック作品選』  (ちくま文庫)

幻想小説からの流れでゴスと言う今日的な捉え方も出来るのだな。今日的と言えばやはり自傷、自死に至るのは当然の処だろう。
でもやはり何と言っても泉鏡花だ。何篇も読んでいるが死ぬまでに全部読んでおきたい。これを持って冥途へ旅すれば愉しからずやである。
この短編集にも金井美恵子の『兎』が収録されていたのでまた読んでしまった。うきうきするような感触が忘れ難く。
ゴスと言えば乙一『暗黒系 Goth』だがロマンがない。金原ひとみ『ミンク』も藤野可織『今日の心霊』、中里友香『人魚の肉』もしかり。ロマンなど要らないのがゴスと言うことか。哀しい。

by costellotone | 2014-02-22 10:55 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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