聖家族

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a0091515_22452195.jpg小山田浩子 『穴』 (新潮社)

最近は芥川賞作品と言っても手に取ることはなくなったが、妙に今期の卒制作品などと関係するかもと思ってしまい読んでみた。
雑な文体が不穏な空気を纏う。途中何を描いているのか不明になる現象が起き、それがよけいにざらついた気持ちにさせる。
表題作よりも連作短編の『いたちなく』と『ゆきの宿』の方が気持ち悪くてぞくぞくする。
3篇ともまとめようとしない終わり方もいい。

by costellotone | 2014-05-13 22:54 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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