木のぼりして

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a0091515_6415659.jpg川上弘美 『光ってみえるもの、あれは』 (中公文庫)

妙な展開で終わる。長編小説としてはまとまりがないのだがそこが新鮮でいい。この破綻のようなものが青春小説として成立させている。
「セックスをして。うろうろ生きて。で、それで?」
「あの木のぼりのときみたいな感じが、シミシミすると、なくなっちゃうんだよ」
何かを変えたい。このままでは自分が自分でなくなるのでは。岡林信康の『自由への長い旅』を想い出した。

by costellotone | 2014-09-17 06:51 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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