ジョン・アーヴィング原作の映画5本は全て駄作、と熱狂的なアーヴィニストは言っています。
警告してやりましょう。ただの映画なんだからと。 ロビン・ウィリアムズ メアリー・ベス・ハート ジョディ・フォスター ロブ・ロウ ポール・マクレーン イアン・マイケル・スミス ジョセフ・マッゼロ トビー・マグワイア シャーリーズ・セロン マイケル・ケイン ジェフ・ブリッジス キム・ベイシンガー ジョン・フォスター 映画『ガープの世界』は主演の役者が、小説の主人公は自分だと思っているのが間違い。 映画『ホテル・ニューハンプシャー』は原作の暴力的な要素がしっかり描かれていないから、全体的に透明な悲しみのモードが漂って来ない。現実を見下ろすホテルで執筆するリリーは何を書けばいいのか。 映画『サイモン・パーチ』は一番ヒドイ。何でラストの設定を変えてしまったのか。それでは何のために母親目がけてボールが飛んで来るのか解らないではないか。 映画『サイーダーハウス・ルール』のマグワイアは何でどの映画でも同じようにおたおたしているの。 映画『ドア・イン・ザ・フロア』は原作の前半だけで作ってしまった作品だが、アムステルダム殺人事件も含めてのテーマでしょうが。 あー、すっきりした。 ジョン・アーヴィングのファンサイト、『J・アーヴィングによると世界は。』によると、 アンケートでは、アーヴィングの小説で好きな第1位は『ガープの世界』で、好きな映画も同じだそうです。 『熊を放つ』はぜひ翻訳者に映画化してもらいましょう。 『ウォーターメソッドマン』はウディ・アレンに。 『サーカスの息子』はラース・フォン・トリアーに、カメラを背負って撮ってもらいましょう。もちろんロープの上で。 『158ポンドの結婚』と『第四の手』ははっきり言って誰でも。 「父さんが熊を買ったその夏、ぼくたちはまだ誰も生まれていなかった―種さえも宿されてはいなかった。」と書かれた『ホテル・ニューハンプシャー』の冒頭の1行こそが、ジョン・アーヴィングの世界のテーマだと、かの熱狂的なアーヴィニストは言っています。(しかし熊のナスターシャ・キンスキーはとてもよかった、とも。)
by costellotone
| 2006-12-10 21:15
| 映画
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