釣りに関する3冊

a0091515_1117048.jpg今野保 『秘境釣行記』 (中公文庫)

昭和7年、北海道日高山脈の原生林、、染退川源流でアイヌと共に釣り歩く。
失われし黄金の魚影を想い描かれた最高の釣り文学であると同時に、
ソロー『森の生活』に匹敵する「自然を生きる」アンセム。
何よりも文章が生き生きとしていて惹き込まれます。

a0091515_11174728.jpg醍醐麻沙夫 『アマゾン・クライマックス』 (新潮文庫)

開高健『オーパ!』の水先案内人である著者が、
地上最大の淡水魚ピラルクを求めアマゾンを遡上する。
大自然の生態と、そこで生きる人間の生活を細密に、かつ色濃く描く。
開高氏の本と同じく写真がとても輝いています。

a0091515_11181275.jpg松坂實 『ナマズ博士放浪記』 (小学館)

椎名誠『イスタンブールでなまず釣り』に登場する、ナマズにとりつかれたナマズ博士が、
世界中のナマズを夢見る人生を説く。
「勝つために闘うのではない。好きだからだ。」と言う「あとがき」が納得ゆく書。
ホント、家族が大変です。みんな諦めちゃって楽しそう。


by costellotone | 2006-12-29 12:43 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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