レコード棚から-19

Glenn Gould (グレン・グールド)- Bach - The Goldberg Variations (1981)

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 グールドがバッハの『ゴールドベルグ変奏曲』でデビューしたのが1955年で、このアルバムは26年後に再録音した盤です。
 小さい頃に8年程ピアノを習っていましたが全くうまくはなりませんでした。けれどもそのおかげで少しは音楽を聴く耳を持てたのかと思ってはいます。ピアニストで誰が好きかと訊かれればやはりグールドと答えるでしょう。
 最初にグールドのバッハを聴いたのは当然1955年盤で、これまでに聴いて来た音楽が全て空の彼方へ投げ飛ばされてしまったような驚きでした。これがバッハかと疑いましたし、もう圧倒されっぱなしで、これが音楽と言う表現なのだ!と思い知らされました。しかしその後この新録音を初めて聴いた時に、再び、これが音楽なのだ!と、幸せにも思い知らされました。そう、グールドを聴くことは至福です。
 旧録かこの新録かどちらが好きかよく意見が分かれますが、優柔不断な僕はどちらも好きです。けれども日常的に聴くとしたらこちらです。なんせ旧盤は聴く方にも緊張感を強いりますし、体調が万全、精神的にも気合が入っていないと聴けません。(それでは一生聴けないじゃないか。)実際旧盤を聴いた回数はとても少ないと思います。
 映画『羊たちの沈黙』のレクター博士も推薦していましたね。
by costellotone | 2007-01-17 14:42 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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