昆虫に関する3冊

a0091515_13494228.jpg今森光彦 『里山の少年』 (新潮社)

何処の図書館にもある福音館書店『昆虫記』の写真家、今森さんのエッセイ。
地元滋賀県琵琶湖近くの「里山」に住み、昆虫を中心とした自然に関することなどを描いるのだが、少年の頃に出会った昆虫たちとのタイム・トンネルを掘ろうとしている著者の姿を鮮やかに見ることが出来て嬉しくなってしまう。僕と同じ歳なので余計に。
澁澤龍彦『狐のだんぶくろ』と同様、とてもノスタルジックな想いに包まれる名随筆です。

a0091515_13501547.jpg養老孟司・池田清彦・奥本大三郎 『三人寄れば虫の知恵 』 (新潮文庫)

構造主義生物学を提唱する虫屋、ベストセラー『バカの壁』の脳科学、解剖学の虫屋、『ファーブル昆虫記』翻訳、仏文学の虫屋の3人が虫を食べる。
はっきり言って孤独な男たちの猥談です。こいつら本当に笑いながら虫を食べるんだゼ。
巻頭の3人の御幼少の頃の御写真が可愛いです。(少し不気味だけど。)

a0091515_13504051.jpg泉麻人 『東京少年昆虫図鑑』 (新潮OH!文庫)

伝説の『テレビ探偵団』のオタッキーな解説者、コラムニストの著者が地元東京の身近な虫たちを解説する。今はもう泉の記憶の中にしか残っていないだろう昆虫も、この街では生き生きと羽を広げ飛んでいるよう。
安永一正のイラストも美しく、東京昆虫少年が走ってる。
オオスカシバ最近見ていないな。アブラゼミの唐揚げの缶詰って今も売っているのかな。

by costellotone | 2007-04-12 14:15 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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