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いつか見たドラキュラ


いつか見たドラキュラ_a0091515_11424869.jpg先日P-MODEL関係で「平沢進」を検索していたら「ニコ動」にたくさんの動画や音源がUPされていることを発見して驚いてしまった。何故かココに平沢のコアなファンと言うかオタクたちがごっそりと集っていた。平沢がアニメ『剣風伝奇ベルセルク』や『千年女優』、『パプリカ』の音楽を創作した影響からなのだろうか。
それにしてもテクノ・ポップとアジア系民族音楽を融合させると何故にこんなにも右翼的・全体主義的(大東亜共栄圏的?)な高圧的で大仰な音楽になってしまうのだろうか。バックトラックに軍靴の響きを挿入したらもっとカッコよくなるのにと思ってしまう程だ。ライブ映像の平沢が「盾の会」会員に見えて来る程に国粋主義のオーガナイザーっぽいのだ。現代の若い馬鹿な連中を戦争へ誘導するのはとても容易いだろうから、何処かのフィクサーが平沢の音楽に目をつけるかも知れないな。テクノもドイツと日本で増殖したんだしね。
(もちろん平沢がイラク戦争に反応して「殺戮への抗議配信」を行ったのは知っていて書いているのだが)
もうひとつ、平沢の詞の中の「キミ」は全て男性を指していると思われるのだが、どうだろうか?その上で代表作『Lotus』を聴くと俄然三島由紀夫の世界と同化出来て来るでしょ?

by costellotone | 2007-10-27 11:47 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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