Googleマップの「ストリート・ビュー」と言う機能を先日初めて知って使ってみたのだけれども、これって犯罪を増長することにならないのかしら。
もちろん初めて訪れる場所を事前に調べるにはとても便利な機能だけれども。 検索に例えば住所を入れれば即座にその場所付近の風景を見ることが出来、マウスで移動して散歩したり、画面をドラッグして周りの状況を確認出来たり、拡大して建物の出入り口なども解ってしまう。どうも「侵入経路」とか「死角」とか「逃走経路」と言う言葉が頭をよぎる。 例えば好きな女の子がいて彼女の住所が解っていれば簡単にバーチャルなストーカーに変身出来る。 個人の住居のプライバシーの問題や、実際に使われた写真に人物の顔がが映っている場合もあってGoogleは申請によっては特定の場所の表示を削除をしているが、パソコンを使用していない個人やネットにアクセス出来ない環境の人間は最初から無視されている。 今のところ全国で12都市が対象になっていて、これから拡大して行くそうだが、地方都市や田舎に行く程に犯罪の危険度が増すように思える。山村での幼女暴行とか一人住まいの老人の財産を狙った犯罪とかが否応なしに耳に入って来る現代である。 ついでにもう一件。 今はどうだか知らないが、以前年賀状に家族の写真を印刷するのが流行ったが、これにもかなり驚かされた。住所が明記されていて家族の写真が公開されるのである。電話番号も書かれていることもあるし、ましてや「正月三ヶ日は田舎に帰っています」なんて不在を知らせてしまっている場合もある。ましてやみんな年賀状が相手に届いたかの確認はほとんどしない。年に一度の忙しさの郵便配達人の鞄から何通か抜くのにそう苦労もいらない。 この年賀状と前出の「ストリート・ビュー」をネタにテレビで安直な犯罪ドラマが出来そうだ。 そこから何が見えるのかが解ると言うことがどんなことかもっと考えた方がいい。
by costellotone
| 2008-09-15 06:53
| 日記
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Comments(2)
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たにやん
at 2008-09-15 20:44
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くにたち界隈の画像から想像する,早春の早朝にミニバンくらいのクルマのルーフキャリアにカメラをつけて走り回って撮影したって感じでしょうか。確かに知っているところを表示させてみると気味が悪くなりますねぇ...
ホント,便利を追求するのもホドホドにして欲しいものだ。 ところで,僕も草取りは好きですよ。遊のまわりも空き地が多くてやりがいがあります(笑)。
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Commented
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costellotone
at 2008-09-15 21:52
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画像の削除をGoogleに要求しているのですが未だ解答がありません。しかし事前の了承もなく個人的な財産を公表しておいてこちらが削除を要求するのも変な話でGoogleの傲慢な態度には頭に来ます。草取りをしていた方が気持ちがいいです。
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