百年後には誰もいない

039
a0091515_9435469.jpgアンジェイ・ワイダ監督 『大理石の男』 1977 ポーランド
イエジー・ラジヴィオヴィッチ クリスティナ・ヤンダ ミハウ・タルコフスキ


英雄を捏造しては鼻をかんだティッシュのように使い捨てにするのは全体主義国家に限ったことではなくギリシャ神話でも音楽業界でも中央アフリカでも戦国時代でも新興宗教でも育毛剤製造会社でも教育現場でも同じでレンガ工の男を撮影した国策映画と言うのならばこの映画自体が次の時代の国策映画でしかない。
主人公の神経質な芝居が気になって仕方がなかった2時間40分だった。

by costellotone | 2009-03-05 09:48 | 映画 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://costello.exblog.jp/tb/8029770
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by yurinippo at 2009-03-06 13:27
学生の頃「映画で見る近現代史」という講義でアンジェイ・ワイダ監督の「地下水道」を見ました。ポーランドのレジスタンスの悲劇が胸に刺さったのですが、先生は「映画を歴史のテキストとして見てはいけない」と。
映画も一方からの見方である点では、為政者が書いた年代記と同じでしょうか?
Commented by costellotone at 2009-03-06 15:19 x
このブログを書いている人間がパンを作ったりはたまたこの映画を観ているとは限らないです。誰かの空想かも知れない。表現なんて嘘と果てしなく同義だと思います。新聞だろうとテレビのニュースだろうと。じゃあ自分の眼で見たことだけが真実かと言うとそれも解らない。今は存在しない星も見えるのだから。
<< Give It Up Or L... Time In A Bottle >>