2009年 03月 13日 ( 1 )

子供たちの子供たちの子供たちへ

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a0091515_8553729.jpgヤン・スヴェラーク監督 『コーリャ 愛のプラハ』 1996 チェコ・英・仏
ズディニェク・スヴェラーク アンドレイ・ハリモン リブシェ・シャフラーンコヴァ

ほとんどのひとがほとんどの子どもを見てかわいいと思ってしまう。種の保存のために遺伝子的にそうプログラムされている。子どもを主人公にした映画を作ればたいていのことは主張出来てしまう。自国の、同じ民族の子どもが虐待、殺される映画を作れば憎しみを煽りプロパガンダに利用出来る。映画としては自然と作りも安易になりがちだ。困ったものだ。
でもそう思ってしまうことは憎しみや争いの原理を超えるために大事なことでもある。困ったものだ。
あの時クーベリック指揮チェコ・フィルのスメタナ「わが祖国」をそこで聴いたひとびとも後にふたつの国家に分かれてしまったのは別の憎しみと争いがあったからなのだろう。本当に困ったものだ。

by costellotone | 2009-03-13 09:03 | 映画 | Trackback | Comments(0)