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言わなくてもいいことを言いたい

Today's Disk - 2007 1 31

a0091515_150587.jpgACO - Lady Soul (1998)

その声によって好きか嫌いか大きく分かれるスウィート・ヴォイスACOの3rd。
恋する身体と相手を欲するこころについて官能的に歌い上げた、この国では珍しい独自の世界を構築しているアルバム。
「揺れる体温」、「やわらかい肌」、「こわれそうよ」等、題名だけでくらくらしてしまう程。
1年後の、代表作となった『absolute ego』よりも生身でメローでジャージーでかわいい。

a0091515_1513260.jpgDeep Forest - PACIFIQUE (2001)

日本未公開のフランス映画のサウンド・トラック。
映画の舞台がポリネシアで、ディープ・フォレストの音楽もマオリ族の戦いのチャント(祈りの音楽)をモチーフにしている。
聴いていると静かな怒りと、海原へ丸太舟を漕ぎ出す決意が感じられる。
しかしよくもまあアコースティックなワールド・ミュージックとテクノ・ビートをうまく融合出来るものだと、何時も感心してしまう。

a0091515_1515783.jpgChristina Aguilera - Stripped (2002)

スキャンダラスなブリトニー・スピアーとセクシーなシャキーラへの対抗意識旺盛なアルバムで、あまりに創造力が強過ぎて、各曲の完成度は高いのだが、一貫性のない作品になってしまった。もっと小出しにすればまとまるのに思っていたら、去年出したアルバムもてんこ盛りの、しかも1枚のCDでは収まらなくなってしまった。喝采。
「Beautiful」のPVで、老人がブラジャーをつけるシークエンスは感動。
「Fighter」の中で、トラックとカウントをずらして歌うところが斬新でカッコよかった。

by costellotone | 2007-01-31 15:33 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

Honeycom.Ware

2007 1 30

今日は浅草の「かっぱ橋道具街」へ買い物に行って来ました。

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by costellotone | 2007-01-30 19:39 | 日記 | Trackback | Comments(0)

レコード棚から-20

Miles Davis - E.S.P. (1965)

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 マイルスのグループにショーターが参加したスタジオ録音の1作目がこの『E.S.P.』で、いわゆる「黄金のクインテット」の助走。
 マイルスは静寂の宇宙に音を放ち、切り裂き、他のメンバーがヤタラメッタラ援護射撃と言うか乱射している風に聴こえて来る。そう、5人で星の彼方へ船に乗ったマイルスを運んでいるかのよう。このアルバムがスウィングからファンクへ移行するエレクトリックな『ビッチェズ・ブリュー』へと続く出発点となったことは間違いないだろう。つまりショーターはパイロットです。
 ショーターと言う人は不思議で、この人が入ると音楽は俄然膨張してアメーバのように動き廻り始める。かと言ってマイルスの世界が破裂するとか破綻をきたすとかはなくて、身勝手な振る舞いに見える時も多々あるが、それなりにうまくまとまって流れて行く。アメーバが自分の皮を自ら破らない程度にエネルギーを活性化させるのがショーターで、マイルスはそう言うコンポーザーとしての彼を望んだのだろう。しかしショーターは自身のアルバムで黒魔術をテーマにしているように、このアルバムでもスリリングでダークな空気がまとわりついているのが感じられる。
 マイルスとショーターだけでなく、トニー・ウィリアムス、ロン・カーター、ハービー・ハンコック、みんなとてつもないモチベーションで新しい世界へ突っ込んで行く気概がひしひしと感じられる。ところでこの時トニーは何歳だったの?二十歳になっていたのかな。もうこれしかないと言うドラムです。
 マイルスの曲の中で1番好きなのは1964年の「マイ・ファニー・バレンタイン」だけれど、あれは半分はミラクルなハービーのものだったね。
by costellotone | 2007-01-29 15:31 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

夜になっても遊び続けろ

Today's Disk - 2007 1 28

a0091515_15431494.jpgJUNKO ONISHI TRIO (1994)

ウィントン・マルサリスのリズム・セクション2人とのトリオで『ヴィレッジ・ヴァンガードの大西順子』。
1曲目の、ミンガスがドルフィーに贈った「So Long, Eric」からガンガン音の連なりを放って来て、スピード感溢れる格闘技のよう。(女王様のよう?SMか?)
4曲目、ガーシュインの『How Long~』のグルーヴが気持ちいい。
初めて『WOW』を聴いた時の衝撃は今も忘れられない。
だから、早くレコーディングして!

a0091515_15433639.jpgGidon kremer - Hommage a Pizzola (1995)

10年程前にあったピアソラ・ブームのきっかけとなったクレーメルの『ピアソラへのオマージュ』。
超技巧天才バイオリニストは以前バガニーニの無伴奏曲や協奏曲で鬼気迫る演奏を聴かせたが、ピアソラ作品でも背徳的な美を現出させている。
メンバーもアンサンブルもとてもよく、特にミシェル・ポルタルのクラリネットが抜群。
緊張感みなぎる演奏ですが、テレビで観た限りでは全員楽しそうでした。

a0091515_15435283.jpgSonic Youth - Sonic Nurse (2004)

ノイズ・オルタナ・グランジ(?)な音楽を20年以上やっているソニック・ユースの『ソニック・ナース』。(こう書くと何かナンバガみたい。ジャケも。)
僕にとってのRockの在り方がこれです。以前はやはりソニックの『Goo』だった。その前はずっとZEPの『プレゼンス』だった。
やはりこうでなくっちゃね。このアルバムの前ではフーファイもストロークスも凹んじゃうね。対抗するのは、復活するらしいレイジぐらいか。

by costellotone | 2007-01-28 16:08 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

あひるの学校-25

8、配合と成形

⑦ カンパーニュ各種

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※ カンパーニュ(田舎風なパン)の定義はありません。あえて言えば素朴な食事パンで、砂糖が入ってない場合が多いですが、好きな配合で、好きな形に作ればいいと思います。

【黒パン】
強力粉     100%
全粒粉      10%
ライ麦粉     10%
小麦麦芽     10%
フスマ       10%
塩          2%
元種        45%
水          60% 


a0091515_1351695.jpg♪ 1次発酵が終わったら190gで分割します。
※ 僕がこのパン用に使っているパウンド型は113×80×60です。

♪ 30分以上ベンチ・タイムをとります。

a0091515_13521295.jpg♪ 食パンの場合と同じように三つ折りにしてから丸めます。
♪ とじ目を下にして型に入れます。

a0091515_13524293.jpg♪ 型になじむように生地を押さえて下さい。
♪ 2次発酵を2時間程とります。(生地の上部が型から出る位まで。)
♪ 霧吹きをしてから、220℃のオーブンで30分焼きます。

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※ このように小さなパウンド型があるといろいろと楽しめます。普通の食パン生地で小さな食パンを作ったり、バターロール生地やぶどうパン、菓子パン生地で作ってもいいです。
※ 生地の中にジャムやあんこなどなどを入れて型で焼いても楽しめます。

【ライ麦パン】
強力粉     100%
ライ麦       40%
塩          2%
元種        45%
水           40%


a0091515_13575233.jpg♪ 1次発酵が終わったら260gで分割し丸めます。
  (大きさは各自適当に。)
♪ 30分以上ベンチ・タイムをとります。

a0091515_13584375.jpg♪ バケットと同じように三つ折りにして形を整えます。
♪ とじ目を下にして布取りします。
♪ 2次発酵は1時間程です。(他の生地に比べて短時間です。)

a0091515_1359178.jpg♪ 家庭用のオーブンでは余熱で天板も熱しておいて下さい。
♪ 生地を天板に移したら、霧吹きをし、粉をふってからクープを入れます。
 (この時にふる粉はライ麦粉です。)
♪ 220℃のオーブンに入れ、霧吹きをして、15分焼きます。

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※ この形で配合は同じでライ麦の替わりに全粒粉でもいいです。
※ この場合はライ麦を40%にしてありますがもっと増やしても。割合を多くすれば膨らみは悪くなりますが、噛み応えのあるパンが出来ます。

by costellotone | 2007-01-27 14:41 | パン | Trackback | Comments(0)

海に関する3冊

a0091515_14341754.jpgロビン・リー・グレアム 『ダブ号の冒険』 (小学館)

16歳の少年がヨットで最年少単独世界1周に挑む。
台風に襲われ、貨物船と衝突し、イルカと競い、少女に恋する。
出航から5年かけての航海の、少年から大人への無垢な成長の記録。
解説の海洋冒険家・今給黎教子は中学の時にこの本に出会った。
参考:「海辺の本棚

a0091515_143623.jpgアーネスト・ヘミングウェイ 『海流のなかの島々』 (上・下) (新潮文庫)

メキシコ湾を舞台にした3部構成で、「ビミニ」は釣りを介しての親と子、「キューバ」は陸の上の男の生活、「洋上」はナチスとの海上での攻防を描いています。
ハード・ボイルドの本質は、全てが目の前に映し出されているかのごとく書くこと。
もちろん「生」と「死」のせめぎあいが主題ですが。
特に「ビミニ」は信じ難い程に感動します。ヘミングウェイ文学の最高峰です。

a0091515_14362828.jpgジュール・ヴェルヌ 『氷のスフィンクス』 (集英社文庫)

エドガー・アラン・ポーの「アーサー・ゴードン・ピムの物語」の後日譚である謎めいた作品。
南氷洋の果てに氷のない世界が存在すると言う。仲間割れ、漂流、飢え、秘密、亡霊などに包まれながら船は何かに導かれるようにつき進んで行く。やがて白い霧の中からスフィンクスが・・・。
ヴェルヌには『海底二万里』、『チャンドラー号の筏』、『動く人工島』など海洋冒険小説(?)が多くあるが、この作品は珍しく壮絶で暗く怖い。

by costellotone | 2007-01-26 15:10 | 読書 | Trackback | Comments(0)

死ぬまでドキドキしたいわ

Today's Disk - 2007 1 25

a0091515_19561482.jpgFairground Attraction - The first of a million kisses (1988)

このエリオット・アーウィットのジャケットは印象的でした。
グラスゴー出身のエディ・リーダーがヴォーカルのフェアグランド・アトラクション唯一のアルバム。
「パーフェクト」、「クレアー」などが日本でもヒットしましたがバンドは解散してしまいました。
少し舌足らずで透明感のある声とトラディショナルなサウンドが懐かしいです。
どうも日本人はスコットランド、アイルランド、北欧の音楽が好きみたいですね。
偶然だけど、今日エディーの新しいアルバムが発売されました。

a0091515_19565076.jpg原田郁子 - ピアノ (2004)

ある程度こちらの気持ちがゆったりとしていないと聴けないけど、そうであればすーと落ち着いて世界に浸れる。
いしいしんじ作詞の「かじき釣り」を何時の間にかいっしょに歌っていたり。
OHANAで活動するより、願わくば何年かに1枚ずつソロを出して欲しい。
そう言えば去年クラムボンのLIVEアルバムが出たけど未だ聴いていないことを思い出した。

a0091515_19571191.jpgPeter Gabriel - The Passion of the Christ (1989)

マーティン・スコセッシ監督『最後の誘惑』のサントラで、ピーター・ガブリエルが創立したレーベル「リアル・ワールド・レコード」から出している。
映画音楽と言うよりも完全なガブリエルのワールド・ミュージックの作品で、
アフリカやアジアの力強いビートと神秘的な高音のメロディーがフロウしている。
特にカッワリーのヌスラット・ファテ・アリ・ハーンの声がめちゃくちゃ美しい。
アラン・パーカー監督『バーディー』のサントラもよかった。「ディープ・フォレスト」とも映画音楽の共作をしていたんだっけ。

by costellotone | 2007-01-25 20:49 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

今日の料理 春巻き

2007年 1月23日(火) 晴れ

春巻き

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① 春雨20gは熱湯に5分浸けて戻し適当に切る。
② 豚肉150g、たけのこ50g、しいたけ2枚、玉ねぎ50gを全て3cm程の細切りにする。
③ ボールに中華スープ大2、醤油大1、酒大1、ゴマ油小1、砂糖小1、コショウ少々、片栗粉小1を合わせる。
④ 中華鍋を熱し油を引き、肉と野菜を炒める。もやし50gも加える。
⑤ 春雨を加え、調味料も混ぜながら加える。
⑥ バットに広げ冷ます。
⑦ 市販の春巻きの皮10枚を室温に戻す。
⑧ 具が冷めたら春巻きの皮の1隅に適量を置き、一回り巻いてから両端で包み込んで巻き込む。最後は水をつけてとめる。
⑨ 途中上下を返しながら油で揚げる。

※ 春巻きに春雨が入っていないのがあるが認められない。
※ 具は春雨さえ入れれば肉、野菜、何を入れてもよい。キャベツ、人参、にら、ピーマンでも海老でも。
※ 最近ミニ春巻きの皮が売られていて便利。チーズやツナマヨを包んでおつまみに。
※ コショウ入りの塩、からしと醤油と混ぜたケチャップなどを小皿に。
※ あればレタス、パセリなども添える。
by costellotone | 2007-01-24 16:02 | 料理 | Trackback | Comments(0)

星は幾つも流れた

2007 1 23

a0091515_14523033.jpg5日前に歩いた玉川上水の雑木林。

a0091515_14531162.jpg4年間毎日8時間はFMラジオを聴いている。
思えば今までにやった3つの仕事は全て音楽を聴くことが出来た。
次も多分。

a0091515_14533212.jpg26年前に歩いたニューヨークのバワリー通り。

a0091515_1454133.jpg今日の壁に貼ってあるペーパー。
断じてHikkiではない。

by costellotone | 2007-01-24 15:07 | 日記 | Trackback | Comments(0)

言葉なんか覚えるんじゃなかった

Today's Disk - 2007 1 22

a0091515_1522289.jpgFoo Fighters - ONE BY ONE (2002)

オアシスやレッチリではもうちょっと気分が揚がらない時、もっとキックが欲しい時に聴くRock。
ニルヴァーナ消滅後デイヴ・グロールが築き上げたフーファイの4作目。
初期はお下げ髪を編んだりして、ポップで、そこらにいるあまたのバンドに成り下がるのかと思っていたら、ホント、よくぞここまで来たと感心してしまう。
ハードかつタイトでストロングでストレートで、唯一無二なロック・バンドになった。エライ!
1曲目から飛ばしまくりますが、スロー・ダウンする6曲目の「Tired Of You」が大好きです。

a0091515_15223875.jpgBREGITTE FONTAINE - COMME A LA RADIO (1970)

フランスのシャンソン歌手ブリジット・フォンテーヌ が、前衛ジャズの「アート・アンサンブル・オブ・シカゴ」とパーカッションのアレスキーと共作したアルバム『ラジオのように』。
ロートレアモンの「手術台の上でのミシンとこうもり傘の出会いのように」を具現化している奇蹟的なアルバムです。
フォンテーヌの呟くような声が霧の中から聴こえて来るようで、思わずいっしょにハミングしてしまう。
高校生の頃ジャズ喫茶でとてもよくかかっていました。

a0091515_1523437.jpgVladimir Ashkenazy - Mozart - Piano Concertos No. 23, 27 (1980)

現在N響の音楽監督をしているアシュケナージのピアノとフィルハーモニア管弦楽団。
僕がクラシックの中で一番美しいと思っているのがこのアルバムの、モーツァルト・ピアノ協奏曲23番の第2楽章です。
街中をヘッドフォンでこれを聴きながら歩いていると、世界は素敵だ、と錯覚してしまう程です。
出来るだけ早くもう1度座って録音してもらいたいです。

by costellotone | 2007-01-22 16:20 | 音楽 | Trackback | Comments(0)