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愛していると言ってくれ

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a0091515_1794150.jpgリドリー・スコット監督 『ブレードランナー』 1982 米・香港
ハリソン・フォード ルトガー・ハウアー ショーン・ヤング ウィリアム・サンダーソン


初めて観た。
つまんない。当時観ていたらそれなりによかったのだろうか。
原作はいいのだろうか。
今更どうでもいいか。

by costellotone | 2012-05-31 17:10 | 映画 | Trackback | Comments(0)

しかけた踊りはやめられぬ

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a0091515_341938.jpg犬童一心監督 『眉山』 2007 東宝
松嶋菜々子 宮本信子 大沢たかお 円城寺あや 山田辰夫 夏八木勲


ヒドイ。

by costellotone | 2012-05-31 03:41 | 映画 | Trackback | Comments(0)

空に泥を投げるとき

a0091515_1656515.jpg石牟礼道子 『苦海浄土 わが水俣病』 (講談社文庫)

水俣病を目にしたのは1971年に発表されたユージン・スミスの写真集『ミナマタ Tomoko Uemura in Her Bath』でだった。後に桑原史成の写真集も見た。
僕が生まれた1954年頃から発病した食物連鎖による公害病。原因は化学工業会社「チッソ」(旧・新日本窒素肥料株式会社)が海に流した廃液に含まれた水銀だった。最初は辺り一帯の猫が踊り狂って全滅。次は人間。
見たこともない光景を眼前に突きつけられ、聞きたくもない声を被せられ、抱えきれない思いを背負わされ、腐臭の中で立ち尽くした著者の表現力を想像力を駆使した文字による闘いで、ある種稚拙でもある事件の壮絶な在り様に一行読んでは目線を本から離し宙を彷徨う。文章は美しく昔からそうであったであろう不知火の風景とひとびとを無邪気に浮かび上がらせるのだが読みたくはない。これはノンフィクションではなく小説である。もどかしい。情けない。でも「物語」の力を信じる。だからこの「物語」を持って生きていくしかない。
美しいほど残酷なのか。残酷なほど美しいのか。ワカラン。
読まなければ解らないことがあるからぜひ読んでみて下さい。(今回読んだのは文庫本だったが池澤夏樹編集『世界文学全集』では三部作全て収録されている)
「チッソ」水俣工場は今もそこで稼働している。見に行こう。

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彼らや彼女らのうちの幾人かはすでに意識を喪失しており、辛うじてそれが残っていたにしても、すでに自分の肉体や魂の中に入りこんできている死と否も応もなく鼻つきあわせになっていたのであり、人びとはもはや自分のものになろうとしている死をまじまじと見ようとするように、散大したまなこをみひらいているのだった。半ば死にかけている人びとの、まだ息をしているそのような様子は、いかにも困惑し、進退きわまり、納得できない様子をとどめていた。
by costellotone | 2012-05-30 17:06 | 読書 | Trackback | Comments(0)

have a nice day

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a0091515_6115937.jpgガス・ヴァン・サント監督 『マイ・プライベート・アイダホ』 1991 米
リヴァー・フェニックス キアヌ・リーヴス ジェームズ・ルッソ ウィリアム・リチャート


どうもガサツで困る。演出やカメラや編集や音の入れ方の細かな処がいろいろと。狙いでやっているのかも知れないが気が散る。よく解らないし解りたくもないがホモセクシャルの「味わい」の中にガサツさがあるのだろう。そのような世界の中に何とも言えない心地よさがあるのだろう。
先日観た橋口亮輔監督『ハッシュ!』もそうだがやはり家族の再生を目的として描く方向に行くしかないのか。アイデンティティーであり拠り所であり社会性であり。みんなそれではつまらないと思うのだが。

by costellotone | 2012-05-30 06:14 | 映画 | Trackback | Comments(0)

Night Of Singapore

a0091515_2245319.jpg一昨日『ウチゴハン』でやっていた「エビのチリマヨソース」を作る。
春巻きの皮がなかったので中華素材の海老せんべいを揚げる。
ヨーグルトを使った「マヨソース」も生のトマトで作る「チリソース」もあっさりしておいしいのだが、さすがに両方だとクドイ。
次回は別々に応用してみよう。

by costellotone | 2012-05-29 22:50 | 料理 | Trackback | Comments(0)

Summer On The Haight

高橋和巳の本を捜しに神保町の古本屋街を歩く。
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学生が読みたいと言っていた相米慎二監督『ションベン・ライダー』のシナリオがあったので購入。
ついでに市川準監督『つぐみ』のシナリオも。
by costellotone | 2012-05-29 22:43 | 日記 | Trackback | Comments(0)

愛情乞食

a0091515_16305483.jpg西村賢太 『小銭をかぞえる』 (文春文庫)

つい最近までクイズ番組の回答者とかコメンテーターとしてたまにテレビに出ていて顔は知っていた。芥川賞の賞金で高級ソープで三輪車と言う話も聞いた。壮絶なクズの小説を書くらしいがおっとりとした風貌からは解らないので読んでみた訳。(目つきは凄味があるが)
その人間としてのクズさが笑えるのだが笑えたからと言って何の救いもない。と言うことはこれも無頼か。
女を貶めて殴って女以外もそうしてそれでいて幾たびもすぐに反省して泣きついて途中からまた激昂する。それらは全て関係性の中での運動でしかないのだからそれはやはり惨めさからは解放されず自己愛に回帰する他はない。やはりこれも無頼か。
「体裁を整えないよい小説」と定義した町田康の解説も卓抜。もっと体裁を整えれば『赤色エレジー』か。
今年になって町田康、車谷長吉、西村賢太と読んだ流れからだと次は田中慎弥か。

by costellotone | 2012-05-29 16:37 | 読書 | Trackback | Comments(0)

オキナワの少年

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a0091515_7442731.jpg原一男監督 『極私的エロス 恋歌1974』 1974
武田美由紀 小林佐智子 原一男


題名通り極私的なドキュメンタリーだがそこから先が見えて来ない。
結局はカメラを通してのエキセントリックな女性への依存によるアイデンティティーの確立の模索。
それは松江哲明監督『あんにょん由美香』も同じで情けない気がしてしまう。
どう言う形か解らないが続編を見たかったとは思った。

by costellotone | 2012-05-29 07:47 | 映画 | Trackback | Comments(0)

私は誰かの夢だった

a0091515_21315821.jpg笙野頼子 『笙野頼子三冠小説集』 (河出文庫)

何と言う作品集の題名。野間文芸新人賞受賞作「なにもしてない」、三島由紀夫賞受賞作「二百回忌」、芥川賞受賞作「タイムスリップ・コンビナート」の3作を収録してあるのだが快挙と言うしかない題名だ。
言ってみればつげ義春と筒井康隆と安部公房を足して3で割らないような孤立無援の世界だ。
中では「二百回忌」が一番好き。アナーキズムと原始共同体への宗教的郷愁が混じりあった狂乱の幻想。これが一番筒井的かな。
「タイムスリップ・コンビナート」にはスティーブ・ガッド、ジャック・ディジョネット、ドクトル梅津、渋サ知ラズなどの名前が出て来る。
「なにもしてない」では、あああっ、まつげが入っている。待ちなさいっ、今からまつげをトル、あっ今下に落ちていったぞっ、こっちへ来なさいっ、と書かれている。
「あとがき 永遠の新人、その苦き「栄光」の記録」も読ませる。

by costellotone | 2012-05-28 21:34 | 読書 | Trackback | Comments(0)

夏の庭

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by costellotone | 2012-05-28 06:03 | 日記 | Trackback | Comments(0)