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見わたす限り

今年は国立の大学通りの桜並木を観ることは出来なかったが、
代わりに白川疎水の桜が今満開です。
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東京はもう散り始めているのかな。
by costellotone | 2013-03-31 11:02 | 日記 | Trackback | Comments(0)

お願いDJ

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a0091515_8472830.jpgファティ・アキン監督 『ソウル・キッチン』 2009 独・仏・伊
アダム・ボウスドウコス モーリッツ・ブライブトロイ ビロル・ユーネル フェリーネ・ロッガン


夜中に眼が覚めてしまったので観始めたら面白くて大きな拾い物だった。
このトルコ系のドイツの監督は以前観た『クロッシング・ザ・ブリッジ 』を監督したひとだった。
当然音楽のセンスはキャッチーかつ微妙に渋くていい。
細かな料理のシーンはないが話は小気味いいテンポで展開される。
椎間板ヘルニアを患う主人公や保釈中の兄、カッコいい放浪のシェフ、ニヒルな女給、中国へ行く恋人、騙す投資家の旧友などみんないいキャラクターをしている。
何時の間にか朝4時を過ぎていた。

by costellotone | 2013-03-30 08:58 | 映画 | Trackback | Comments(0)

京都炎上

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a0091515_202738100.jpg金子修介監督 『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』 1999 東宝
中山忍 前田愛 藤谷文子 山咲千里 手塚とおる 螢雪次朗 津川雅彦


これも学生から貸してもらったのだが1月に観た『ガメラ 大怪獣空中決戦』よりもはるかに面白かった。
それは訳が解らなくなっているからだろう。
すでにガメラはガメラでなく、もはやギャオスはギャオスでなく、新たにイリス出現。
何のこっちゃ。3人目の美少女も出現するし。
京都駅は崩壊するしで。

by costellotone | 2013-03-29 20:36 | 映画 | Trackback | Comments(0)

中村汀女

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a0091515_23583782.jpg向田邦子 『阿修羅のごとく』 (文春文庫)

このひとの小説を読むのは初めてだったが、予想外に肌に合わなかった。唖然とするくらい。こんなことは伊集院静以来だ。料理本の『向田邦子の手料理』は長年の愛読書だったのだが。
日々の暮らしの中の何ともないような些細な仕草や言い回しの中にいろいろな機微を表して行く、と言う様な思い込みをしていたのだが全く違っていた。
極端に言ってしまうと、これって小説なんだろうかと思ってしまったのだ。説明ばかりで小説を読む愉しみがないのだ。状況を、展開を、感情を説明しているだけ。これでは読書にならない。
最初からテレビドラマとして書いていたのか。そう言う書き方しか出来なかったのか。解らない。

by costellotone | 2013-03-29 00:08 | 読書 | Trackback | Comments(0)

僕も幸せを味わったと言える

025
a0091515_21345330.jpgルキノ・ヴィスコンティ監督 『白夜』 1957 伊
マルチェロ・マストロヤンニ マリア・シェル ジャン・マレー クララ・カラマーイ


調子に乗ってヴィスコンティをもう一本。
でも、苦手なラブ・ストーリーでつまらなかった。
一箇所、ダンスの後のチーク・タイムまでの窓越しのカット。あれは一体何だったのだろう。

by costellotone | 2013-03-28 21:38 | 映画 | Trackback | Comments(0)

曼陀羅華

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a0091515_17423884.jpg増村保造監督 『華岡青洲の妻』 1967 大映
若尾文子 高峰秀子 市川雷蔵 伊藤雄之助 渡辺美佐子 丹阿弥谷津子 浪花千栄子


若い頃オールナイトや映画館をハシゴして一日で何本も映画を観た感触を想い出そうと昨日から観ている。
先日の大映+増村監督+若尾の代表作と言えばこれだろう。有吉佐和子のベストセラーを新藤兼人が脚色。高峰、雷蔵などのスターに加えてナレーションが杉村センセである。
おもしろくないはずがない。
嫁姑の確執劇に「麻酔薬」開発の凄惨さが加わり息をもつかせない。猫の死骸の山。
でも一番いいカットは内腿に残るアザ。
若尾のと言うよりも高峰秀子の代表作かも知れない。

by costellotone | 2013-03-28 17:53 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ビシェーンより愛をこめて

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a0091515_1471544.jpgフェデリコ・フェリーニ監督 『フェリーニのアマルコルド』 1974 伊・仏
ブルーノ・ザニン プペラ・マッジオ アルマンド・ブランチャ


イタリア映画の底力だ。
春には綿毛が舞い、冬には男爵の孔雀が羽根を広げる。ファシストにひまし油を呑まされても煙草屋のデブ女のおっぱいにむしゃぶりつく。繰り返される葬式と結婚式の行列。クラリネットとアコーディオンの調べに乗せて。さようなら、今日は。
(版権の関係で未だDVD化されていない)

by costellotone | 2013-03-28 14:10 | 映画 | Trackback | Comments(0)

暫時も止まずに槌打つ響 飛び散る火の花 はしる湯玉

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a0091515_114169.jpg山本嘉次郎監督 『綴方教室』 1938 東宝
高峰秀子 徳川夢声 清川虹子 滝沢修 三島雅夫 小高まさる


ベストセラーの映画化。
葛飾区の川沿いの貧乏部落の暮らしが描かれているだけでも観ていて愉しい。
高峰秀子は15歳ぐらいだが早くもひとを憐れむ表情をしている。

by costellotone | 2013-03-28 11:48 | 映画 | Trackback | Comments(0)

老いぼれ豚野郎

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a0091515_1132737.jpgルイス・ブニュエル監督 『哀しみのトリスターナ』 1970 伊・仏・スペイン
カトリーヌ・ドヌーヴ フランコ・ネロ フェルナンド・レイ


話し自体は面白くも何ともない。
自由を口にする年老いた偽善者はブニュエル自身の投影だろう。
ドヌーヴは痩せていてセクシーには見えないが、脚を切りびっこになってから唖の少年に胸をはだけて見せるシーンは谷崎的。その時の口元の笑い。
随所に出て来る食べ物、飲み物はブニュエルだ。

by costellotone | 2013-03-28 01:21 | 映画 | Trackback | Comments(0)

リリー

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a0091515_22565644.jpg豊田四郎監督 『猫と庄造と二人のをんな』 1956 東宝
森繁久彌 山田五十鈴 香川京子 浪花千栄子 三好栄子 万代峰子


原作は谷崎潤一郎だが全くエロティックではない。
けったいな話と言うよりも気色悪い。
尊敬する杉村春子センセに次ぐ好きな婆さん女優の浪花千栄子が光る。
このブログで猫の写真をやたらとアップしているので猫好きと思われているかも知れませんが誤解です。
猫を飼う気などさらさらありません。あんな自分勝手で気持ちの悪い生きものはありません。

by costellotone | 2013-03-27 23:07 | 映画 | Trackback | Comments(0)