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女の心には愛があるだけ

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a0091515_711568.jpg増村保造監督 『妻は告白する』 1961 大映
若尾文子 川口浩 馬淵晴子 小沢栄太郎 根上淳 高松英郎


弁護士だった円山雅也の原作の法廷劇。
自らの性愛のためならたとえ世界中を敵に回しても男を手に入れる。
『清作の妻』と同じくこの監督のテーマが色濃く出た作品。
ずぶ濡れの喪服姿の若尾文子に身震いする他ない。

by costellotone | 2013-04-29 07:07 | 映画 | Trackback | Comments(0)

どれほどの酒をおれは飲むのだろう

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a0091515_2353623.jpgゲオルギー・シェンゲラーヤ監督 『ピロスマニ』 1969 グルジア
アフタンジル・ワラジ アッラ・ミンチン ニノ・セトゥリーゼ


30年ぐらい前にNHKBSで観て以来ずっと探していたのだが大学の図書館にあった。
話はたあいないのだが異国の地グルジアの風景や清貧な習慣などが絵画的に表されていて印象に残る。
そしてもちろん彼の絵。

by costellotone | 2013-04-29 00:02 | Trackback | Comments(0)

わたしが神様だったらこんな世界は作らなかった

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a0091515_19411797.jpg吉田大八監督 『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 2007
佐藤江梨子 佐津川愛美 永作博美 永瀬正敏 山本浩司


『桐島、部活やめるってよ』がよく計算されていたので気になって観てみたらドつまらなかった。
初めて見た佐津川愛美はおもしろそうだったが他の3人がよくない。
なんかがっくりって感じかな。

by costellotone | 2013-04-28 19:47 | 映画 | Trackback | Comments(0)

踊りなさい 自らを失わないように

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a0091515_22545374.jpgヴィム・ヴェンダース監督 『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』 2011 独・仏・英
ピナ・バウシュ


続けてヴェンダース。またもやピナ・バウシュ。
実験映画の伊藤さんは実際に琵琶湖で行なわれた彼女の公演を観たそうである。いいなあ。
踊ることによって身体から人間を突き抜けて存在に達するような。
その哀しみや可笑しさが滲み出る作品にはなっているような。

by costellotone | 2013-04-27 23:01 | 映画 | Trackback | Comments(0)

宇宙の片隅で

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a0091515_0565072.jpgヴィム・ヴェンダース監督 『パリ、テキサス』 1984 西独・仏
ハリー・ディーン・スタントン ナスターシャ・キンスキー ハンター・カーソン


ゼミの学生の三角の話から思いついてこの作品を30年近く振りに観る。
当時はロードムービーの金字塔と言う評価だったかピンと来なかった。
今回観直してもその言葉はやはり当てはまらないとは思うが、永遠に成立しない三角の話としては興味深い。
鏡の部屋のふたりのシークエンスだけて映画が成り立たないものか。
キンスキー好き。

by costellotone | 2013-04-27 01:17 | 映画 | Trackback | Comments(0)

Cinecittà

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a0091515_2244763.jpgフェデリコ・フェリーニ監督 『インテルビスタ』 1987 伊
フェデリコ・フェリーニ マルチェロ・マストロヤンニ アニタ・エクバーグ


フェリーニ自身が出演するセミドキュメンタリー風幻想作品。
電車に乗って撮影所へ行くシークエンス、マジックによって27年前の『甘い生活』を観るシークエンス、インディアンに襲われるシークエンスなど眼を瞠る想像の世界の具現化。
ラストのモノローグ「もう一度、やってみるか」にも感慨深い。

by costellotone | 2013-04-26 00:06 | 映画 | Trackback | Comments(0)

マヤマハヅキ

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a0091515_0435175.jpgタナダユキ監督 『月とチェリー』 2004
江口のりこ 永岡佑 平田弥里 柄本明


訳あってタナダユキ続投です。
監督のオリジナル脚本のようだが、話ではなく中途半端なサイズと空。
そして江口のりこさん。

by costellotone | 2013-04-24 00:50 | 映画 | Trackback | Comments(0)

綾取り

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a0091515_22445581.jpgタナダユキ監督 『赤い文化住宅の初子』 2007
東亜優 塩谷瞬 佐野和真 坂井真紀 大杉漣 浅田美代子


ゼミの学生が三角と言っていたがこれは決して面になれないお話だ。なろうとしたら燃えちゃった。
ましてや四角にはなれないし。でも希望の点はそこにある。
綾取りは4つの掌で繋いでゆくもの。

by costellotone | 2013-04-23 22:58 | Trackback | Comments(0)

女ぎつねon the Run

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a0091515_23235612.jpgオムニバス 『女経』 1960 大映
若尾文子 山本富士子 京マチ子 川口浩 田宮二郎 船越英二 中村鴈治郎


増村保造監督×若尾「耳を噛みたがる女」、市川崑監督×山本「物を高く売りつける女」、吉村公三郎監督×京「恋を忘れていた女」の3編。
中でも市川作品が特出の出来。ほとんどひねくれた演出の果てにしゃれたラスト。
京都を舞台にした吉村作品もきめ細かな演出と京マチ子の佇まいに圧倒される。
2本に比べると贔屓の若尾×増村コンビは今回は分が悪い。

by costellotone | 2013-04-22 23:33 | 映画 | Trackback | Comments(0)

Shine On You Crazy Diamond

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a0091515_1363679.jpgマルコ・ベロッキオ監督 『夜よ、こんにちは』 2003 伊
マヤ・サンサ ルイジ・ロ・カーショ ロベルト・ヘルリッカ


内容は陳腐だがインサートされるドキュメンタリーとテレビ画面と音楽の使い方とのぞき穴の両側(人質と革命家たち)からの映像が効果的。
女優も魅力的だが首相役のロベルト・ヘルリッカがいい。最後に街を歩く時の顔つき、風体。

by costellotone | 2013-04-22 01:41 | 映画 | Trackback | Comments(0)