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by costellotone
| 2011-06-09 07:20
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206
ベネット・ミラー監督 『カポーティ』 2005 米 フィリップ・シーモア・ホフマン キャサリン・キーナー クリフトン・コリンズ・Jr いかにもアメリカ映画らしいと言えばその通りだが3人の俳優と繊細な部分に至る演出は見事。特にキャサリン・キーナーの役回りは傑出していた。 村上春樹の一番の仕事はマイケル・ギルモア著『心臓を貫かれて』を翻訳してくれたことだ。この本は殺人者の実の弟が兄について書いたルポルタージュであるから子どもの頃の家族の風景が綿密に描かれる。殺人者と共有する場所と時間を起点に人の生を掘り起こそうとした。反してこの映画で描かれる小説『冷血』の制作過程はほとんど殺人者の背景は描かずに取材をするカポーティが葛藤することによって自身の過去が浮かび上がり、そのことが殺人犯と共有する生の偶然性と必然性に思い当ることになる。 しいて言えば両事件とも犯人の育った土地と血の中に何かが育って行ったことに秘密があるのだろう。前者はモルモン教の流浪の歴史であり後者はインディアンの流浪の歴史である。 正しいことを言うことが正しいとは限らない。言ってしまった方が楽なのだが。 #
by costellotone
| 2011-06-09 06:35
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by costellotone
| 2011-06-08 12:28
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by costellotone
| 2011-06-07 19:06
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205
市川崑監督 『穴』 1957 大映 京マチ子 船越英二 山村聡 菅原謙二 北林谷栄 石井竜一 川上康子 市川監督のちょっとひねくれた軽妙な語り口の犯罪コメディ。 スタイリッシュな作りの中でスラップスティックな芝居の京マチ子もキュート。 若き石原都知事の歌も聞ける。聞きたかねーか。 #
by costellotone
| 2011-06-07 06:41
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