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この道を行けば

渋谷Bunkamuraの地下にある本屋さん「NADiff modern (ナディッフ・モダン)」です。
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ここに行くといつも1時間くらい立ち読みしてます。
特に2階に登って一人きりで椅子に座って画集や写真集を見るのが好き。
by costellotone | 2014-07-29 17:14 | 日記 | Trackback | Comments(0)

女子高生と3か月

048
a0091515_23493699.jpg平田オリザ 『平田オリザ戯曲集2 転校生』 (晩聲社)

舞台自体は20年前の上演だが、観たかったな。再演しないかな。
鈴木卓爾監督と合同で行っている俳優コースの授業のために読んだのだがいざこれをやることを想像すると真っ青になる。多分手も足も出ない。
後期の授業で映画を撮るとは言ってみたもののどうしましょう。困ったタヌキは目でわかる。

by costellotone | 2014-07-28 23:55 | 読書 | Trackback | Comments(0)

空虚に耐えてこそ表現

047
a0091515_22122124.jpg平田オリザ 『平田オリザの仕事 1 現代口語演劇のために』 (晩聲社)

すでにちょっと鼻につくように感じられてしまう「現代口語演劇」の演劇論だけではないのがよかった
特に最終章の「女子高生と三カ月」は愉しく、実際に『転校生』の舞台を観たかったと思わせるほど今の僕には刺激的。映像が残っていないのかな。
10月の吉祥寺の舞台も観に行こう。

by costellotone | 2014-07-18 22:19 | 読書 | Trackback | Comments(0)

それから

046
a0091515_15233089.jpg谷崎潤一郎 『潤一郎ラビリンス ⅩⅢ 官能小説集』 (中公文庫)

3篇が収録されているのだがどれも官能的な描写は一切なくその点を期待した当方としてはつまんない。
「捨てられる迄」は男性が恋をするといかにマゾ的になって行くかを描いていてこれはとても谷崎的で興味深い。

by costellotone | 2014-07-18 15:29 | 読書 | Trackback | Comments(0)

Galvanize

045
a0091515_4583484.jpgシュペルヴィエル 『ひとさらい』 (光文社古典新訳文庫)

「恵文社」で目にして買ってしまった。
澁澤龍彦がかつて訳したものの新訳版だがピンと来ない。
訳のせいではなく若い頃に読んだら何か感じたかも知れないが今は何もない。

by costellotone | 2014-06-07 05:04 | 読書 | Trackback | Comments(0)

突然記念日

044
a0091515_22522124.jpgいとうせいこう 『鼻に挟み撃ち 他三編』 (集英社)

芥川賞候補になった『鼻に挟み撃ち』がやはり一番おもしろかった。
何処に向かっているのか全く解らないのがスリリングでいいのだがゴトーメイセイもゴーリキーも読んだことがないのだからおもしろいと言っていいのかどうか。
最後の「フラッシュ」は表題作に比べれば解りやすいがやはりその分物足りない、企まれた偶然の快感の不快感はそのうち消えてしまうか。

by costellotone | 2014-05-31 23:00 | 読書 | Trackback | Comments(0)

梔子姫

043
a0091515_719145.jpg久世光彦 『一九三四年冬―乱歩』 (新潮文庫)

久し振りに小説を堪能した感じ。江戸川乱歩の架空の遺作を題材にしたメタ小説。
中国で海鼠みたいな軟体動物のような性玩具として仕込まれた少女。「クチナシヒメ」の名の通り声を奪われたのだが下の唇が喋り出す。と言う映画には出来ないような奇怪な物語を江戸川乱歩が生の最後に書き始める。
物語よりも印象に残ったのは「読み残した本を悔やんで死ぬのも残念だが、死んでしまったら、これから先書かれる傑作が読めないというのがもっと口惜しい。百年生きて、百年読み暮らしたいと思う。」

by costellotone | 2014-05-26 07:29 | 読書 | Trackback | Comments(0)

叙情の再現

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a0091515_8463446.jpg平田オリザ 『東京ノート』 (ハヤカワ演劇文庫)

先日VHSで観た芝居の台本だが、これまでにも何度か戯曲は読んだことはあるがこんなに読みにくいものは初めて。
2か所で同時に会話がなされるために台本も2段組になっている。会話や動きの間の指定が重要なために台本に記号が書かれている。(解説で述べられているようにまるで室内楽の楽譜のようだ) 「現代口語体」のために「えぇ」「まあ」「はぁ」「うん」などが全て書かれている。
これはやはり戯曲を読んでいるだけでは面白さが解らない芝居だ。空間で日常的に動き日常的に喋ることの中から世界が浮かび上がって来る仕組み。

by costellotone | 2014-05-25 08:57 | 読書 | Trackback | Comments(0)

成りたい自分

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a0091515_22573132.jpg青木将幸 『リラックスと集中を一瞬でつくる アイスブレイク ベスト50』 (ほんの森出版)

大学で「教育力向上プロジェクト」に参加しているのでやたらとアイスブレイクをやらされているのだが改めて読んでみた。
『月刊学校教育相談』に連載されていた「アイスブレイク100連発! 」の書籍化。
中にはちょっと頭を傾げるものもあるがやってみたいものもあるのも確か。
初めはまゆつば物と思えたり恥ずかしかったりもするのだが会話、コミュニケーション、議論が活発になるし、発言し辛い人も言えるようになるのが一番の効果だ。無理にでも発言させる状況を作ってしまうのだが本人がそれによって楽になればいいと思う。

by costellotone | 2014-05-14 23:07 | 読書 | Trackback | Comments(0)

聖家族

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a0091515_22452195.jpg小山田浩子 『穴』 (新潮社)

最近は芥川賞作品と言っても手に取ることはなくなったが、妙に今期の卒制作品などと関係するかもと思ってしまい読んでみた。
雑な文体が不穏な空気を纏う。途中何を描いているのか不明になる現象が起き、それがよけいにざらついた気持ちにさせる。
表題作よりも連作短編の『いたちなく』と『ゆきの宿』の方が気持ち悪くてぞくぞくする。
3篇ともまとめようとしない終わり方もいい。

by costellotone | 2014-05-13 22:54 | 読書 | Trackback | Comments(0)