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ジャン=ピエール・ジュネ監督 『ロング・エンゲージメント』 2004 仏 オドレイ・トトゥ ギャスパー・ウリエル ジャン=ピエール・ベッケル この監督の『デリカテッセン』や『アメリ』もそうだったが作為的な画作りをする映画は好きではない。奇抜な合成をしたりありえないカメラ・アングルで描いたり色を強調したり。まして壮大な抒情詩の体になると辟易してしまう。しかしこの映画はそれらを超えて主張して来る。 ベストセラーとなった物語の力もさることながら繊細な演出の確かな力が強く感じられる。 役者がみんな生きている。ちょっとだけ出演しているジョディ・フォスターも光っていた。
by costellotone
| 2010-05-06 09:29
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