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何故と問う途端に消えた神さま十五の夏

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何故と問う途端に消えた神さま十五の夏_a0091515_8141518.jpgピエル・パオロ・パゾリーニ監督 『テオレマ』 1968 伊
テレンス・スタンプ シルヴァーナ・マンガーノ アンヌ・ヴィアゼムスキー


昔観た時も多分熟睡したのだと思う。今回も全く理解出来ませんでした。
あまりに解らないのでネットでレビューなどを読んでみましたが、テレンス・スタンプを訪問者として神とか聖なるものとか言う設定で観なけれ解釈出来ないようですが、そこが第一解らない。僕の眼にはただの変な奴としか映らない。彼が去った後にブルジョアの家族が崩壊するらしいのですが、別に彼がいなくとも崩壊したであろう家族だし、考えようによってはそれぞれが自己解放の旅に出発したと思えばいい。特殊な能力を得た家政婦のことなんか考えたくもない。宙に浮いただけのこと。
裏目読みかも知れないが、監督が神のように大衆に影響を与えたいと言う願望の表れでしかないのではないか。
解らなくて結構だと開き直ろう。

by costellotone | 2011-01-10 08:18 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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