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ジャン=リュック・ゴダール監督 『彼女について私が知っている二、三の事柄』 1966 仏 マリナ・ヴラディ アニー・デュプレー ロジェ・モンソール ラウール・レヴィ 都市を形作っているのは娼婦である、とでも言いたげなゴダールの何時もの映画の作りである。今作は特に彼女たちのインタビューへの答えの言葉によってさらに都市の同時代性を際立てせることを計っている。 けれどもこれまで以上の新しい表現は何もなくてつまらない。 トリュフォーの映画を観ていても思うが、女も男も実によく煙草を吸う。喋っているか煙草を吸っているかのよう。
by costellotone
| 2011-04-20 08:24
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