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岡本喜八監督 『日本のいちばん長い日』 1987 東宝 三船敏郎 山村聡 笠智衆 宮口精二 黒沢年男 戸浦六宏 高橋悦史 志村喬 加東大介 小林桂樹 佐藤允 『独立愚連隊西へ』『血と砂』『肉弾』などシニカルな視点からコミカルな戦争映画を撮っている岡本監督の職人に徹した地味な娯楽大作。 ポツダム宣言受諾の天皇の玉音放送が流された8月15日正午までの24時間を内閣と軍を中核に描いているのだが、録音されたレコードが何処にあったかなどそれはそれで興味深い訳だが、もっと知りたいのは南洋や満洲の最前線の兵士たちとその上官たちがその時何を考えていたかだ。日本人街で暮らしていた民間人はどうだったのか。憲兵や特務機関や右翼たちがその時点で何をたくらんでいたか。銃後の未亡人たちがその後どのように生きて行くか。及び知ることは誰も出来ない天皇自身のこころの動き。はたして疾しい気持ちはあったのか。自ら天皇制廃止を考えたか。自決を思ったか。もしくは生きて天皇制の効用を考えたのか。
by costellotone
| 2011-08-08 08:07
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