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ケッチャムはべつとして

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ケッチャムはべつとして_a0091515_23161313.jpgジョン アーヴィング  『あの川のほとりで』 (上下) (新潮社)

3日で下巻を読んだ。上巻を読み出したのが夏だったから長くかかった。と言うか彼の作品はいつもこうなる。やっと物語は終わった。本当は何も終わってないけど。去年新作『ひとりの体で』が出版されているからまた物語を読まなければならない。またもや上下巻だ。いつ読み終わることやら。本作が彼の12冊目の小説だと言うが僕も全部つき合って来た訳だ。処女作『熊を放つ』の村上春樹訳を読んだのが1986年だった。長いな。長い物語だ。暴力の不可避性についての考察よりもやはり人生は長いにこしたことはないと言うことか。それだけ物語が続くのだから。
去年は結局60冊ぐらいしか読めなかったので今年は100冊は読みたいな。死ぬまでにあと何冊読めるのだろうとどうしても考えてしまうのだ。1冊でも多く読みたい。そのうち眼が悪くなったり呆けたりするだろうからスピードを上げないと。ラストスパートのつもりで。

by costellotone | 2014-01-06 23:27 | 読書 | Trackback | Comments(0)
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