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"通路を救え”委員会

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\"通路を救え”委員会_a0091515_21423523.jpgウケ・ホーヘンダイク監督 『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』 2008 オランダ

アムステルダム国立美術館の大規模な改築工事にまつわるドキュメンタリー映画だが、所蔵されている絵画、美術館の建築の改築計画などもとても興味深いが、それよりもこのプロジェクトに関わるひとびとの思いの交差がよく描かれていて面白い。
この様にそれぞれの思惑や希望、使命、欲望などが絡み合うプロジェクト自体、人間は果たして何処へ向かうのか、と言う点で考えさせるが、複雑な問題をどのように調整して前進して行くのかを考えるのも現在の自分にとっては見るべき処が多い。
やはり映画は人間を見るためにあるのだ。映画だけでなく表現されたものは全て。

by costellotone | 2014-03-09 21:53 | Trackback | Comments(0)
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