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もっともエキサイティングだった13年

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もっともエキサイティングだった13年_a0091515_1114787.jpgウィリアム・フリードキン監督 『フレンチ・コネクション』 1971年 アメリカ
ジーン・ハックマン ロイ・シャイダー フェルナンド・レイ


映画に目覚めた高校生の頃に丁度「アメリカン・ニュー・シネマ」の波が日本に押し寄せ僕は直撃された。しかしこの作品は見逃していた。今観てみるとよく解らないと言うのが率直な感想だ。何がいいのか、何がかっこいいのか、衝撃的な何かがあるのか解らなかった。作りは非常に強引だし、表現の新しい発見もなさそうだし。でも当時観たならば違ったのかなあ。深作欣二監督の『仁義なき戦い』を先に観ているせいもあるかもね。


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もっともエキサイティングだった13年_a0091515_115465.jpgジョン・フランケンハイマー監督 『フレンチ・コネクション2』 1975年 アメリカ
ジーン・ハックマン ベルナール・フレッソン フェルナンド・レイ


前回の「ポパイ」はかなり荒っぽい人物設定だったし、作品全体もわざと乱暴に作ってあったが、続編は監督も舞台も変わって妙な人間味が前面に出ている。敵組織にジャンキーにされ、そこから立ち直ると言う設定が中心に置かれているし、フランスの刑事との友情も重要な要素にしてあるから仕方がないが、これが妙に中途半端な出口を作ってしまった。終わり方は両作ともにつまらないし、やはり何処がいいのか解らないな。

by costellotone | 2008-03-24 11:09 | 映画 | Trackback | Comments(0)
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