051
勝新太郎監督 『座頭市』 1989年 松竹 勝新太郎 奥村雄大 陣内孝則 内田裕也 樋口可南子 「映画」を最後まで見せ切る強力なダイナミズムがこの映画にはあるから話が繋がらないだとか辻褄が合わないだとか場違いな音楽だとか取って付けたようなラヴ・シーンだとかはどうでもいいことで、そう言う些細なことも巻き込んで演出的にも編集的にも緩急のつけ方が大胆なのが「おもしろい!」勝因だろう。 日本屈指の「フィルム・ノワール」です。 P.S. この作品の編集をしていた「アオイ・スタジオ」に僕も他の組で入っていたのだが、たまに監督と目線が合うととても嬉しかった。事件の関係からか捨てられた子犬のような眼をしていたのが印象的。僕の仕事はフィルムを切ることだったが「切る」と言う言葉を口にするのをみんなが自重していた。
by costellotone
| 2008-04-13 11:40
| 映画
|
Trackback
|
Comments(0)
|
フォロー中のブログ
リンク
最新のコメント
タグ
映画
So What ?
音楽
読書
Graffiti
パン
Today's Disc
料理
graffiti
今日の料理
学校
いきもの
パソコン
植物
編集
TV
京都
サッカー
あひるの学校
写真
ラジオ
正しく生きる
散策
memory
カミハテ
ビデオ
東京
弥勒
レコード棚から
演劇
Web Design
美術
堰組
Chagall
震災
FCP
film
蒲郡
もうひとつの生きるあかし
Mac
上原ひろみ
鈴木翁二
Now Playing
ニール・ヤング
コラージュ
絵画
映画演技Ⅳ
大学
rap
彌勒
Hasselblad
落語
ジョギング渡り鳥
赤い玉、
北白川派
二人ノ世界
Design
授業
検索
以前の記事
|
ファン申請 |
||