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神代辰巳監督 『青春の蹉跌』 1974年 東宝 萩原健一 桃井かおり 檀ふみ 河原崎健三 芹明香 ずっと編集と言う仕事をして映画には肌触りがあることを知った。 成瀬巳喜男の映画の肌触り、パゾリーニの肌触り、北野武の肌触り、ジム・ジャームッシュの肌触り。 モラトリアムと言い切ってしまった方が簡単だろうが、中途半端な軽さと重さ、鈍さと温もり、表づらと裏切りがこんがらがってべとべとしてざらざらしている。そんな感触がこのフィルムに纏わりついている。 どうしようもないんだよ。でもね、みんなね、そうなんだよ、それなりにね、一生懸命なんだよ、それでもね、それでもね、言葉にならない、形にならない、それをね、それを映画にする監督。 P.S. 僕が編集助手として携わった神代作品。 『アフリカの光』1975年 『黒薔薇昇天』1975年 『赫い髪の女』1979年 『赤い帽子の女』1982年 『ベッドタイムアイズ』1987年 編集助手として神代組についたのは僕が一番本数が多いのかも知れない。それとも鵜飼さんかな。 P.S. 缶表に題名を書いていたら監督に漢字の書き順が違うと怒られたことがあったことを何故か憶えている。
by costellotone
| 2008-12-08 11:40
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