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森淳一監督 『重力ピエロ』 2009 加瀬亮 岡田将生 小日向文世 渡部篤郎 鈴木京香 それなりに丁寧に作られているとは思うがそれだけでは小説のレトリックとトリックを駆使する伊坂幸太郎の想像力の翼をへし折ることは出来ない。 カットの割り方が平凡過ぎて映画のダイナミズムを発動出来ないのが致命的。 先日若松孝二監督が最近の映画はプラモデルみたいだとTVで言っていたがその典型のひとつだろう。フィルムの匂いがしないので映画館のスクリーンに映し出す意義はない。 そして役者たちにはどうにかしろよと。 それに音楽。どうにかしろよ。 P.S. 何故空中ブランコのシーンでピエロが落ちて尚宙に浮かぶ画を見せなかったのだろう。イズミとハルがスプリング、タキとアキがフォール。一度落ちてからハネ上がらなければピエロではない。 P.S. グラフィティをグラフィティ・アートといちいち言うのがとても気になる。細かいことだが大切なことだよ。 P.S. 誰か商業映画ではなく低予算の自主映画で(出来れば8mmか16mmで)『オーデュボンの祈り』を撮らないかな。
by costellotone
| 2009-10-29 11:57
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