2011年 09月 03日 ( 3 )

僕から僕たちへ

『ラテンアメリカ五人集』(集英社文庫)読了。

a0091515_737019.jpg先日読んだバルガス=リョサの長編『緑の家』はちょっぴり期待外れだったがここに収録された中編『子犬たち』は抜群の出来だった。
話の内容も奇抜かつセンチメンタルできらきらと輝いているが、少年少女たちの飛び跳ねる会話で綴られる文体が秀逸。
〈ちんこ〉、さあ行こう、泣かないでさ。

J・E・パーチェコの『砂漠の戦い』も同じく少年時代の甘く切ない話だが友だちの母親に恋をすると言う設定が凡庸。と言うよりも『子犬たち』の文章には太刀打ち出来ず影が薄い。
後の3人の作品は正直よく解らなかった。

by costellotone | 2011-09-03 07:38 | 読書 | Trackback | Comments(0)

嘘つきバービー

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a0091515_7122070.jpg野村芳太郎監督 『事件』 1978 松竹
永島敏行 大竹しのぶ 松坂慶子 渡瀬恒彦 丹波哲郎 芦田伸介 佐分利信 夏純子


この原作は大岡昇平だが、松本清張の『ゼロの焦点』『内海の輪』『砂の器』『球形の荒野』など松竹の社会派映画は若い頃にかなり観ている。
と言ってもみんな映画としては斬新な処は見当たらず特出したものはない。
初めて見た大竹しのぶには感心したが結局はこの表現に固まってしまったようだ。

by costellotone | 2011-09-03 07:15 | 映画 | Trackback | Comments(0)

ONE PLUS ONE

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a0091515_6295476.jpgエマニュエル・ローラン監督 『ふたりのヌーヴェルヴァーグ』 2010 仏
イジルド・ル・ベスコ フランソワ・トリュフォー ジャン=リュック・ゴダール ジャン=ピエール・レオ

昨日新宿「K's cinema」で観る。
期待外れ。
これは映画ではなく動くパンフレット。

by costellotone | 2011-09-03 06:32 | 映画 | Trackback | Comments(0)